忘れかけた違和感を

しがない日常 大学生やってます

風に凪いで

初めましての人は初めまして、お久しぶりの人はお久しぶり、どうもいろはです。

 

前回の記事で書いたように、僕は大学生である。大学二年生といえば、大学の遊び方やシステムにも慣れ、一番大学が楽しいと思える時期であるだろう。というか僕はそう思っている。さしても去年と今年の二年しか大学に通ってないため、この後の三年四年に何があるのかは知らないが、今以上に楽しくなることを願うばかりである。三年四年、そしてその後就職してからどんなことがしたいかなどはまた改めて書こうと思う。

 

春である。寒さ厳しい冬を乗り越え、立春も過ぎ去っていよいよ春が来た。朝顔を洗う水の冷たさ、風呂から出た後に肌を撫でる空気、自販機に並ぶあったかいの少なさなど全てが、季節が冬から春へと移り変わったことの証明となっているように感じられる。昼は春で夜は冬、と書けば詩人のようだが、寒さにも暑さにも弱い自分としてはいい季節である。ただ花粉、花粉とは十数年戦ってきてようやく戦友と呼べるような仲になって来たと毎年信じてやまないが、今年も裏切られた。ティッシュの消費量とゴミ箱の中身を入れ替える回数、これも春の証明なのだろうか。

 

と、春を迎えて数日、大学生である僕につきまとう問題が『新学期問題』である。

新学期ということで生活リズムが少し変わる、一年の後期と二年の後期では時間割なども変わり、少しは楽になることを願う僕がいる。

そもそも、僕の通う大学は県内ではそれなりに上位と言っても差し支えないであろう学校である、受験勉強に勤しむ二年前、僕らの心の糧となっていたのは、「この大学に行けば女の子にモテるしもしこの学科なら授業は楽だし卒業すれば地方公務員ぐらいには軽く就職できる」という合格体験記や先輩からの甘言である。いや全く実際はどうであろうか、毎日ある一限に出席するために6時に起き1時間以上電車に揺られ、毎日内容のよくわからない難しい授業を受けるため机に拘束され、テスト期間ともなれば一徹二徹は当たり前、テスト期間になると生協で売られてるエナジードリンクがよく売れるとは僕らが大学の先輩方が考え出したウイットに富んだユニークなジョークである。本当にジョークであればどれだけいいものか。

そんな感じで大学に受かったのはいいものの、大学に受かるという目的を失った僕は意志薄弱に惰性で毎日を送るだけである。

いやこんななんのために生まれてきたのかとか、人生とはなんて中学生日記のようなことを記したいわけではないのだが、とにかく今後僕の行く末に幸多からんことを願うばかりだ。